昨シーズンのJ2で21位に沈み、町田ゼルビアとのJ2・J3入れ替え戦に挑んだ大分トリニータ。

しかし2戦合計3-1で敗れ、J1経験クラブとしては初のJ3降格を味わった。

選手の経験値ではJ3でも他を圧倒する大分だが、ここまで9試合を終え4勝1分4敗とあまり結果が出ていない。

先週末もセレッソ大阪U-23のホームに乗り込んだのだが、阪本将基と米澤令衣にそれぞれゴールを許し0-2とリードされていた。

2点のビハインドとなった大分の片野坂知宏監督は、85分に「ミスター大分」こと高松大樹を投入。

高松にとってこれは今季初出場であり、J3でのデビューとなったのだが、途中投入からすぐさま結果を残して見せた。

85分、鈴木義宜からボールを受け取った伊佐耕平が素早い反転から前線にスルーパスを送ると、これに高松が抜け出し相手GKと1対1に。

利き足ではない左足を豪快に振り抜くと、ボールは北野貴之の股を抜けてC大阪U-23ゴールに突き刺さった!

高松がゴールをあげるまでに要した時間はわずかに100秒である。

今季は第7節のカターレ富山戦でベンチ入りを果たしたのみであったのだが…こうした場面ですぐさま結果を出すあたりはさすが「ミスター大分」である。

アウェイでの試合ではあったが、試合に駆けつけた大分サポーターは高松の復帰弾に大きな歓声を浴びせた。

試合後、高松は「コンディションはまだまだだが、痛みがない状態でプレーできている。これを継続しながら、まだまだコンディションを上げていきたい」とコメント。得点については「伊佐が良いパスを出してくれたので、ああいうチャンスをもっと増やしていければ得点も増えると思う」と振り返った。

結局試合はこのまま終了し、2-1でC大阪U-23が勝利。しかし、高松の復帰は大分にとってこれ大きな意味を持つだろう。