『Gazzetta dello Sport』は「イタリア・セリエAのローマは、マルセイユからカメルーン代表DFニコラ・エンクルの獲得を狙っている」と報じた。

先日ドイツ代表に選出されたアントニオ・リューディガーが負傷し、長期の離脱を余儀なくされてしまったローマ。

来季に向けて最終ラインの強化に動いており、センターバックにはこのニコラ・エンクルを加えたいという考えがあるようだ。

ニコラ・エンクルは1990年生まれの26歳。2011年にモナコから加入し、その後クラブの中心的なディフェンダーとして活躍してきた。

180cmという身長を高い身体能力でカバーし、豊かなスピードとジャンプ力で相手を抑えこむほか、パス成功率でリーグアン最高位を記録したこともある選手だ。

しかし、財政難に悩むマルセイユは彼との契約を延長できておらず、このままでは30日にチームを離れることが決定する。

ローマはその引き入れに向けて年俸200万ユーロ(およそ2.3億円)、5年契約を打診しているとのことだ。

競合はラツィオ、バレンシア、セビージャ、エスパニョールなどであるという。

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