大阪生まれのMFザカリー・エリヴォーが、ハイチのA代表に初招集されたようだ。所属するMLSのニューイングランド・レヴォリューションが伝えている。

エリヴォーは現在20歳。日本人の母親とサッカー選手だったハイチ人の父親の間に大阪で生まれ、幼少期にアメリカへ移住。昨年5月、レヴォリューションとプロ契約を結び、今年3月にMLSデビューを果たした。

これまでハイチの年代別代表としてU-20ワールドカップとリオ五輪の予選を戦い、今年5月にはコパ・アメリカの予備リスト40人にも選出されている。

この時は日本代表とアメリカ代表入りの可能性を残すため大会参加を辞退したが、今回、ハイチから正式に招集レターが届いたようだ。このニュースを自身のSNSでRT(リツイート)していることから、招集には応じるものと思われる。

ただハイチが対戦するのはゴタゴタ続きのアルゼンチン五輪代表。相手がU-23代表で例え出場しても正式なキャップにはカウントされず、日本代表入りの可能性も消滅しないが、今後の動向が気になるところだ。

ハイチとアルゼンチン五輪代表の試合は24日にアメリカで開催される。

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