アメリカラウンドがついに幕を開けた今年のインターナショナル・チャンピオンズカップ。

27日、レアル・マドリー対PSG、バイエルン対ミランといった豪華カードが一斉に組まれたのだが、チェルシー対リヴァプール戦でショッキングなシーンがあった。

70分、フィフティーなボールにセスク・ファブレガスがチャレンジするのだが…

セスクはリヴァプールDFラグナル・クラヴァンの足首にタックルしてしまい、一発退場となったのだ。

こうしたプレシーズンマッチはチームの強化が目的であるためやや甘めのジャッジとなることがあるが、間近で見ていたバルドメロ・トレド主審は即座にレッドカードを提示。チェルシーは残り時間を10人で戦うこととなった。

セスクのタックルは足首が固定された状態のクラヴァンの足に入っており、非常に危険なものだった。

結局クラヴァンは大事には至らなかったようでこの後もプレーを続けたが、意図的ではなかったとはいえレッドカードは妥当だろう。

なお、この試合では他にもリヴァプールの選手に負傷者が出ている。

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