ベルギーサッカー協会は3日、代表チームの新監督にロベルト・マルティネス氏を招聘したことを発表した。

EURO2016で優勝候補の一角にあげられたベルギーだが、準々決勝で伏兵ウェールズに敗れ、大会後にマルク・ヴィルモッツ監督との契約を解消。今後、世界大会で結果を残すために選んだのは、スペイン人ながらプレミアリーグで実績を積んできたマルティネス氏だった。

42歳のマルティネス氏はスウォンジー、ウィガンで好成績を収め、2013-14シーズンにデイヴィッド・モイーズ氏の後を継ぐ形でエヴァートンの指揮官に就任。同シーズンいきなりマンチェスター・ユナイテッドやトッテナムを抑えてプレミアリーグ5位という好成績を残し脚光を浴びた。

しかしここ2シーズンは下位に低迷し、今年の5月12日にシーズン終了を待たず、また、契約を3シーズン残して解任されている。

指導者としてはイングランド一筋で、代表で指揮を執るのがこれが初めてとなる。果たして、世界屈指の“タレント軍団”に輝かしい栄光をもたらすことができるだろうか。

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