久保裕也(ヤング・ボーイズ)がリオ五輪を欠場するという“悲報”は、日本中のサッカーファンを落胆させた。

しかし、今大会は選手の拘束力がなく、久保のように直前で招集が拒否されるケースは例外にしても、各国で同様の事態が相次いでいる。

7日(日本時間8日午前)、グループステージの第2戦で日本と対戦するコロンビアもまた、国外でプレーする大半の選手を招集できなかったのだ。

キックオフの時間が迫っているが、コロンビアが招集を断念した有力な5選手を紹介しよう。

フアン・フェルナンド・キンテーロ(ポルト)

2013年のU-20南米選手権で最優秀選手に輝いたキンテーロ。

ハメス・ロドリゲスに続く左利きのゲームメイカーとして注目され、21歳で出場した2014年のワールドカップではグループステージ2戦目のコートジボワール戦で代表初ゴールを記録。3戦目の日本戦にも先発出場を果たしている。

今大会のチームで中心になることが期待されたが、所属するポルトが彼の招集を拒否し欠場することになった。しかし、先日ポルトが発表した今シーズンのチームに彼の名前がなく、今夏にも放出されるのではないかと言われている。

それなら五輪出場を許可してくれればよかったのに…。

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