リオデジャネイロ五輪のサッカー競技は17日、男子の準決勝を迎える。

最初の試合では、地元ブラジルがいよいよリオで今大会初ゲーム。日本時間の18日1時からホンジュラスと対戦し、その3時間後にはもう一つの準決勝、ナイジェリア対ドイツの試合がサンパウロで行われる。

いずれのチームも準々決勝では完封勝利を収めており、厳しい日程の中で守備の集中力を保つことができるかが勝利のカギとなりそうだ。

さて、この夏はリオ五輪前にもEURO2016、コパ・アメリカ・センテナリオという二つの大会が開催された。

そこで優勝したのはご存知の通り、ポルトガルとチリである。

彼らに一つの共通点があることは、おそらく記事のタイトルから推察できるかもしれない。そう、両者ともにNikeと契約しているチームなのだ。

特にEURO2016では、Nikeのサポートを受けているポルトガルとフランスが決勝で対戦。実は、代表の主要大会においてNike勢同士の決勝が実現したのはこれが初めてであった。

今回のEUROでは、出場選手のなんと60%以上がNikeのスパイクを使用。クリスティアーノ・ロナウドに代表される「マーキュリアル」シリーズ着用選手が大会最多の35ゴールを決めた。

そして現在Nikeが目指しているのが、この夏3つ目のタイトル、リオ五輪である。

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