2016年リオ五輪 中島翔哉

世代的に結果を残していないと言われる中でアジアを制してリオ五輪の出場権を獲得したチームで10番をつけたのが中島翔哉である。なお、同AFC U-23選手権ではMVPに輝いている。

FC東京では出番は少ないことから、レンタルやJ3(U-23チーム)でのプレーも多い。そのために、一時は日本代表から外れることもあったが、呼ばれれば結果を残す男として最終的に10番に滑り込んだ。

日本人らしくないというべきか、パスや技術にはムラがあるが、思い切りの良いシュートで得点をあげ結果を出すという珍しいタイプのMFだ。コロンビアとの第2戦では同点ゴールを決め望みをつないだが、チームは残念ながら勝ち点4でグループステージ敗退となった。

東京ヴェルディのユース出身、実は筆者と地元が一緒。今回の五輪では中島を応援する横断幕が各所に見られていた。

総括

かつては横浜マリノス(横浜F・マリノス)が2大会連続で排出していた日本代表の10番。2008年大会より3大会連続でFC東京にゆかりのある選手が日本の10番をつけていることになる。となると、次回2020年の東京五輪で10番をつけるのは久保建英君ということになるのだろうか?

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