『Ghanasoccernet』は「ガーナのスポーツ大臣を務めるニー・ランテ・ヴァンダープイェ氏は、代表チームにメンバーの変更を要求した」と報じた。

先日のリオ五輪では、ナイジェリアのスポーツ省と連盟、そして代表チームに深刻な対立があることが明らかになった。

そして今回はガーナでのケースだ。代表チームは9月3日にルワンダとのアフリカネイションズカップ2017予選、そしてその次にロシアとの親善試合を控えている。

それに向けて代表監督のアヴラム・グラント氏は23名のメンバーを選出し、29日からキャンプを行う予定になっていた。

ところがである。すでにガーナはアフリカネイションズカップ予選の突破は決めており、これは単なる消化試合である。

そのため、ガーナのスポーツ省は「この試合に海外組は必要ない」と一方的に決定を下し、メンバー発表の1週間後に「選手を変更するように」と通告したというのだ。

しかも、それを実行させるため、旅行代理店に命じて海外組が帰国するための航空券を発行させないという手段に訴えたとのこと。

これにはガーナスポーツ省の資金難が影響しているほか、サッカー協会のクウェシ・ニャンタキー会長とスポーツ大臣との折り合いが悪いことが原因であるという。

なお、月曜日に開始されたキャンプにはまだ海外組が合流していない状況にあるが、アヴラム・グラント監督はメンバーを変更することを拒否しており、新しい選手を招集する兆候はまだないとのこと。

【厳選Qoly】U-23日本代表、U23アジアカップに招集できなかった「海外日本人」の逸材たち12名

日本人がケチャドバ!海外日本人選手の最新ゴールはこちら