このほど、バーリで行われたイタリア対フランスの国際親善試合。弱冠17歳のGKジャンルイージ・ドンナルンマが、途中出場からアズーリデビューを果たしたことも話題になった。

この一戦はスタディオ・サン・ニコラで行われたのだが、試合前の国歌斉唱ではこんな出来事があった。

フランス国歌「ラ・マルセイエーズ」が場内に流されたところ、驚くべきことに一部の(イタリア)サポーターからブーイングが…。

これに気付いたイタリア代表キャプテンのGKジャンルイージ・ブッフォンは拍手をし始めた。それに他のアズーリ選手たちも続く。すると、その数十秒後には大部分のサポーターたちは態度を改め、ブッフォンの振る舞いに賛同したという。

この話題は『le parisien』や『le quipe』などのフランスメディアでも伝えられていた。

イタリア代表FWグラツィアーノ・ペッレは「あのブーイングは対戦相手への典型的なリアクション」と述べていたというが、国歌へのブーイングは本来あってはならないこと。ブッフォンはそれに対し自ら率先して敬意を示すべく拍手を送り、ブーイングを静めたようだ。

この振る舞いについては、FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長もこう讃えていた。

ジャンニ・インファンティーノ(FIFA会長)

「彼(ブッフォン)に感謝しているし、こう伝えた。『君のやったことは素晴らしい』と。

スポーツ界の模範として必要とされるのは彼のような人間だ。素晴らしかった」