昨年末、スウォンジーとの契約を解除し、兄が率いるスペイン4部チームへ移籍した元スペイン代表MFミチュ。

この夏にはスペイン2部のオビエドへと移籍していた。現在、フェルナンド・イエロが監督を務める同チームは、ミチュにとってキャリアを始めた故郷のクラブでもある。

そのミチュはUCAMムルシアとのコパ・デル・レイ2回戦で新天地デビューすると、いきなり2ゴールの活躍をみせた。

プロでの試合は実に686日ぶりだったというが、こぼれ球に詰めて初ゴールをマークすると、次は高さを活かしたヘディングで2点目を奪ってみせた。

83,89分という時間帯に決まったこの2つのゴールでオビエドは奇跡的に同点に追いつくも、延長戦の末に敗れて勝利とはならず。それでもミチュは最高の形で復帰戦を飾ってみせた(ただし会場はムルシア)。

ミチュ(レアル・オビエドFW)

「120分戦い、僕らはPK戦に値したと思う。でもこれがカップ戦さ。

リーグは難しいけど、リーガ(1部)のことを考えるよ。嘆いている暇はない」

「デビューとゴールはいつだって大事さ。1点目を獲った時、2点目のことしか考えていなかった。

運があったけど、勝ちをもたらすには足りなかったね」

「このユニフォームを着て、自分(生まれ故郷)のチームのためにプレーすることに興奮したよ。

いい気分だった。でも全体的にはほろ苦いね。勝ち進めなかったから」

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