『Owngoalnigeria』は「元ナイジェリア代表FWダニエル・アモカチの暴露に対し、連盟側のコーチが反論した」と報じた。

かつてナイジェリア代表FWとしてワールドカップにも出場し、1994年大会のギリシャ戦では伝説的なゴールも決めたアモカチ氏。引退後は指導者に転身し、ナイジェリア代表のアシスタントコーチなどを経験してきた。現在はフィンランドのJSヘルクレスの監督を務めている。

先日、市民団体による政権批判のデモに顔を出した彼は以下のように話し、スポーツ界での腐敗を大々的に暴露した。

ダニエル・アモカチ

「私の名前はダニエル・アモカチだ。私はこの動きを支援すると言ってきた。なぜなら、私の分野であるスポーツに、汚職の風土が根付いているからだ!

汚職はスポーツを侵している。とても深く。それはチューリッヒにあるFIFAの本部でもだ。

我々は世界がどれだけ混沌としているのかを見てきた。そして、『もうたくさんだ!』と言ってきた。

才能で劣る選手が代表チームに招待を受ける。それよりも才能ある選手が揃っているにもかかわらず。そして、U-17代表のコーチから25万ナイラ(正規レートでおよそ8万5000円)を持参するよう要求される。

そして、才能ある選手が弾かれる。しかし、国の利益になるような才能を持っている人がいれば、公の場に出すべきである。

小さなチームはナイジェリアリーグで勝てない。なぜなら、ナイジェリアサッカー界の全ての人間が汚れているからだ!

もしレフェリーを買収していれば、チームは勝てる。その相手にぶつかったチームは勝てない」

それに対して、ナイジェリアU-17代表のコーチを務めていたというある指導者は、取材に対して以下のように語ったとのことだ。

あるコーチ

「彼は明らかに病んでいる。このようなコメントをするということはね。

私は思う。彼は注意を引きたかったのか、よりナイジェリアに貢献している他のコーチを妬んでいるのだ。

2年前、我々のU-17代表チームは、ワールドカップを席巻した。それはケレチ・イヘアナチョ、イサーク・サクセス、タイウォ・アウォニイー、ケレチ・ヌワカリ、ヴィクター・オシメーンらによって作られた成功だ。

汚職にまみれたシステムからは、このような高いレベルの選手たちを作り出すことは出来ない。それを示唆するアモカチは病んでいる。

直近のU-17代表監督、マヌ・ガルバとエマニュエル・アムネケは、チームを成功させ、貧しいナイジェリアの子供を億万長者に変えたのだ。

アモカチに聞いてみろ。どこの貧しい子供たちがコーチに渡すための25万ナイラを手にできるのだと」

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