11月11日はRemembrance Day。

第一次世界大戦の停戦協定が結ばれた日であり、イギリスでは記念日となっている。

毎年11月になるとプレミアリーグでは選手たちがシンボルであるポピーの花があしらわれたユニフォームを着用し、スタジアムでは追悼セレモニーが行われる。

プレミアリーグファンとしてはすっかりお馴染みの光景だろう。

今年の11月11日はインターナショナルマッチウィーク中にあたり、イングランドサッカー協会(FA)は同日に予定されているワールドカップ予選のスコットランド戦でポピーの花がプリントされた喪章をつけることを予定していた。

しかし、これに「待った」をかけたのがFIFAだ。

FIFAではユニフォームに政治的、宗教的、商業的メッセージを掲載することを禁じており、イングランド代表に対して警告。ポピーがそれにあたると主張した。

この判断については英国内でも反対の意見が強かったのだが、FIFAの警告ということでFAはアームバンドの着用をやめるかに思われた。

しかし2日、こんな声明を発表している。

声明の日本語訳は以下の通り。