昨シーズンのプレミアリーグで3位に入り、6シーズンぶりにUEFAチャンピオンズリーグへと帰ってきたトッテナム。

しかしグループステージの第1節でいきなり敗れると、その後も低調なパフォーマンスが続く。そして迎えた22日のモナコ戦で1-2と敗れ、無念にも決勝トーナメント進出の可能性が潰えた。

そんなこの日のゲームで孤軍奮闘していたのがGKウーゴ・ロリスだ。

特に凄まじかったのは、後半に見せたこのセーブ。

バンジャマン・メンディのフリーキックをカミル・グリクが至近距離で合わせるも、残念そこはロリス!神がかり的な超反応でこれを弾き、ピンチを脱した。

グリクのヘディングに飛びつく反射神経も素晴らしいが、メンディのボールはなかなかのスピードで、さらには良い所に落ちている。GKとして判断が試されるようなボールであり、食らいつくのも簡単ではなかったはずだ。

この日はラダメル・ファルカオのPKもストップして見せたロリス。

2失点したものの好セーブを連発し、英国『Independent』はレーティングで「8」をつけている。満点は「10」だが、2失点したGKにこの評価は異例である。

プレミアリーグにはダビド・デ・ヘアやティボー・クルトワ、ペトル・チェフといったワールドクラスのGKが他にもいるが、2016年に関して言えば、ロリスはそうした選手たちを凌ぐパフォーマンスを見せていると言える。

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