今季からマンチェスター・シティの監督に就任したジョゼップ・グアルディオラ。彼がバルセロナ時代から志向してきたのは、支配的なフットボールだ。

ジョゼップ・グアルディオラ(2015年、英紙Guardianで)

「私が欲しいもの、強く求めるもの、それは100パーセントのポゼッションだ。

人々はボールポゼッションが最も大事なことではないかもしれないと言う。

だが、私にとってそれが何よりも大事なことだ。

ボールを持っていれば、何かを作り出すチャンスが増えるし、ピンチは減る」

そんなペップの思想が息づいた2つのチームのプレーを収めた映像がある。

バルサCBハビエル・マスケラーノとシティDFジョン・ストーンズが、味方GKからパスを受け直すためにフルスプリントで開いたポジションへと走るシーン。

ここまで全力疾走するのは試合中でもレアなケースだろう。とはいえ、ボールも見ずに激走してポジションに入っているのは、ポゼッション型のチームでもかなり極端であり、ペップの息吹を感じさせるものだ。

バルサはすでに監督がルイス・エンリケに変わっているが、彼らの志向するフットボールを象徴するようなシーンとも言えるはず。