『L'Equipe』など各メディアは「パリ・サンジェルマンのアルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアに所得隠しの疑いがかかっている」と報じた。

これは恒例の『Football Leaks』から暴露されたもので、『Mediapart』が伝えているという。

記事によれば、ディ・マリアは2014年にアジアのエナジードリンク会社TSAとスポンサー契約を結び、その報酬として15万ユーロ(およそ1810万円)が支払われることになっていた。

その代わりにディ・マリアは5時間キャンペーンに参加するとともに、ソーシャルメディアでの投稿を行うこと、30枚のシャツにサインをすることが命ぜられている。

しかしながら、彼のマネージメントを行っているドーイェン・スポーツからTSAに送られたメールでは「ディ・マリアは契約において名前を言及されたくない。税務上の理由により、ディ・マリアの名前は表示させたくない」と記述されており、実際にその15万ユーロはパナマ(租税回避地)の会社Sunpexに支払われているとのこと。

また、レアル・マドリーからマンチェスター・ユナイテッドに移籍した際に200万ユーロ(およそ2.4億円)がKunse(オランダ)→Paros Limited(ヴァージン諸島)と流れているという。

同じようにPSGへ移籍された際にも手数料の50%がGestifuteから同じようにKunseへと流れているようだ。

なお、ドーイェン・スポーツは代理人ジョルジュ・メンデスが関連する投資会社であり、Gestifuteは彼のマネージメント会社である。

そのため、先日伝えられたクリスティアーノ・ロナウドやジョゼ・モウリーニョ監督の租税逃れ疑惑と独立した話とは考えにくい。

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