『Telegraph』は「アーセナルは、メスト・エジルが昇給の要求を妥協しない場合、夏での放出を検討する」と報じた。

現在アーセナルで話題になっているのがアレクシス・サンチェスとメスト・エジルの契約交渉だ。2018年6月30日まで期間は残っているが、問題は給与をどこまで引き上げるかである。

二人ともかなり大きな額を要求しているのではないかと言われており、どちらも年2000万ポンド(およそ28.4億円)近い給与を受け取りたいと考えているという。

アーセナルはこれらの要求をそのまま飲むことに前向きではないと伝えられており、記事によれば特にエジルについては売却を考慮する状況であるとのこと。その理由は、サンチェスよりも代役を調達しやすいためであるという。

なお、アーセナルはどちらかの選手に年1500万ポンド(およそ21.3億円)を払う準備はあるとのことだが、両者にそれを出すことはできないとのこと。

ヴェンゲル監督は記者会見で以下のように語っており、両者の契約についてはまだ話すことができないと明かしている。

アーセン・ヴェンゲル

「18ヶ月というのは、サッカーにおいては長い時間である。

私はいかなる保証も与えることはできない。しかし、彼らはまだ18ヶ月の契約を持っており、完全なるコミットを持っている。

我々はそれを延長しようと試みるが、しかしそれについて言及できるものはない。それは交渉において当然の部分でもある。

話すことはできるだけ少なく。それがより良いことになる。

私は信じている。アレクシス・サンチェスとメスト・エジルは多くのお金を持っており、プレーする場所を選べる。その中に我々が入っていることを。

問題は、選手がビッグネームであることだ。全てはこれらの繰り返しでもある。ただ、それは物事を加速させはしない。時に速く、時には遅い。遅くなることの弊害については、毎回の記者会見で出てくるね。お

契約は、いつも難しいものさ。しかし、それも私の仕事の一部だ。

ドレッシングルームに影響はあるか?いいや、我々はプロフェッショナルだからね。18ヶ月は長い時間であるし、それが問題であるとは考えていない。

彼らは非常に重要な存在になってきた男だ。君たちはいろんなことを話せるが、最も重要なのは、彼らがピッチ上で何をするかだよ。

彼らのコミットメントは絶対的なものだ。そのプロフェッショナリズムの第一の部分は、全力を尽くしてくれることだ。それがプロであるということを意味する。

18ヶ月の契約が残っている。彼らはこれから18ヶ月はここにいてくれるだろうし、うまく行けばそれ以上になる。

彼らは少なくとも18ヶ月は残る。交渉はプライベートかつシークレットなものであることを受け入れてもらわなければいけない段階にある。

我々はプロフェッショナルであり、契約の最後の日まで仕事をするのだ」

【厳選Qoly】U-23日本代表、U23アジアカップに招集できなかった「海外日本人」の逸材たち12名

日本人がケチャドバ!海外日本人選手の最新ゴールはこちら