『New York Times』は、「ローマの元イタリア代表FWフランチェスコ・トッティがインタビューに答えた」と報じた。

1993年にデビューを果たしたトッティ。既にキャリアは23年目となっており、かつてのセリエA黄金期と現在を体で知っている貴重な人物となっている。

彼は昔のサッカーはより技術的で落ち着いていたと話し、今はより考えながらプレーすることが難しいものになっていると語った。

フランチェスコ・トッティ

(若い頃から比べて、サッカーはどう変わってきた?)

「以前はより戦術的なものだったね。今はよりフィジカル的だ。

前のほうが好きだね。より技術的なものだったし、落ち着いていた。自分にとっては、それこそサッカーなんだ。

サッカーは技術とメンタルのスポーツだ。全ては頭のなかにある。ボールがどこへ落ちるか、どこに動くべきかを理解しなければならない。

考えているときが好きだ。何をしなければならないかをね。ポジションがどこであろうが。考えているときには、ミスを犯す可能性は低くなる。

ユースには僕がやってきたこと、ダニエレ・デ・ロッシがやってきたことの再現が可能な選手がいると思う。できるだけここに長く所属してね。しかし、現代のサッカーでは難しいことだね」

「ここには更なるプレッシャーと責任がある。なぜなら、僕はローマ人だからだ。求めていたもの?それはこのシャツを着ることだよ。それだけさ」

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