マンチェスター・ユナイテッドの公式サイトは、スペイン代表MFアンデル・エレーラのインタビューを掲載した。
今季ジョゼ・モウリーニョ監督の下でレギュラーとして起用されているエレーラ。ファン・ハール体制ではやや不安定な立場にあったものの、今季はリーグでも屈指のMFに数えられるだけの記録を残している。
世界でも有数の選手となった彼であるが、プライベートではあまり派手ではない。そして、なんとシンガード(すね当て)は8~9歳の頃から全く同じものを使い続けているという。
アンデル・エレーラ
(プレーする際の服装について?)
「僕はシャツだけでプレーしたいんだけど、時に寒すぎる場合にはベースレイヤーを着る。長袖のインナーをね。
パンツやソックスの周りに何かをつけることは好きじゃないね。あまり多くのものを付けたくはないんだ。着込まずに自由にプレーするのが好きだ」
(スパイクは特注?)
「いや、僕のブーツは特別じゃないよ。唯一あるのは、下ろしたてのものを履いてプレーすることはできないということだけだ。それまでに一週間は使っておく必要があるんだ」
(慣れるために家でも履いたりする?)
「いや、トレーニング中にだよ。プレーする前には3~5回の練習は必要だね。真新しいものでは試合に入れないよ。いいプレーができたためしがない」
(特注はいらない?)
「『Ander』という名前は入れたよ。でもあまり多くのものは付けたくないんだ。僕はちょっとクラシカルなんだよ」
(シンガードもシンプルだよね。それも?)
「これには面白い物語があってね。僕は8~9歳からずっと同じシンガードを使っているんだ。ドレッシングルームでは皆がそれを笑うんだけど、そこには迷信みたいなものがあるんだ。
僕はこれを使ってプレーし続けたいんだ。ボロボロになるまでね」
(他に迷信はある?)
「いいや、多くないね。これだけだよ」
(背番号には迷信はある?)
「僕はいつも8を好んで使うけど、アスレティック・ビルバオに行った時は他の選手が付けていたね。23か、21を選ばなければならなかった。
21を選んで、僕はビルバオで素晴らしい時を過ごした。そして、同じナンバーをユナイテッドでも付けている。これまでのところはいい感じだね。継続していきたいよ」
(マンチェスター・ユナイテッドのユニフォームで、何年のモデルが好き?)
「もちろん、誰もが覚えているのはトレブルを獲った時のものだね。素晴らしいあの色、そして襟。とても好きだよ」
(シャツは相手選手と交換する?)
「僕はともにプレーした選手とユニフォームを交換するのが好きだよ。それだけの話だけどね」
(それを将来どうしたい?)
「大きなバッグに入れてあるんだけどね。時々それを取り出して見るのが好きなんだ」