2018年のロシアワールドカップに向けたアジア最終予選でここまで3勝1分1敗の日本。首位サウジアラビアと得失点差の2位に付けている。

まだまだ安心できる状況ではないとはいえ、初戦、ホームでUAEに敗れたことを考えれば持ち直したとは言えるだろう。

そうしたなか、日本代表のヴァヒド・ハリルホジッチ監督が『FIFA.com』のインタビューで気になることを語っている。

「シャンパンや酒が飲め、食事もできるほど攻撃が遅い」という話も気になるが、それ以上にシンプルな指摘はやはりこれだ。

私が求めるものはピュアである。それは、純然たるゴールスコアラー。試合の中において1~2回のチャンスを活かせるかもしれない選手だ。

これまでもたびたび話題となった日本のストライカー不足。

昨年の日本代表の試合における得点データからもその辺りが浮かび上がってくる。

5点 原口元気
4点 清武弘嗣、香川真司
3点 吉田麻也
2点 大迫勇也、岡崎慎司、本田圭佑、浅野拓磨
1点 小林祐希、金崎夢生、宇佐美貴史、山口蛍
※2点 オウンゴール

これは、2016年に日本代表が記録した全30得点の内訳。大ブレイクを果たした原口が5得点でトップだ。

ただ、この中からストライカータイプのFWを抜き出してみると、大迫、岡崎、浅野がそれぞれ2点、金崎が1点。つまり計7点にしかならない。30点中の7点である。決して多いとは言えない数字だ。

2015年も調べてみると、日本代表が記録した全40得点のうち、FWが記録したのは12点。2016年が23%、岡崎が7得点を挙げた2015年でも30%にしか過ぎないのだ。

現代サッカーにおいてFWにはゴール以外にも様々なタスクが求められるが、彼らがゴールに最も近い位置でプレーしていることは紛れもない事実。各選手の成長、そして新戦力の台頭をハリルホジッチ監督は待ち望んでいるに違いない。