『Independent』は、「チェルシーの下部組織で審判員を務めていたアラン・マクグラス氏に対し、元選手が性的暴行被害を受けたと訴えている」と報じた。

先日英国で大きな話題になった、少年サッカー選手に対する指導者の性的暴行問題。

それに関わっていたという人物の一人がエディ・ヒース。チェルシーのチーフスカウトを務めていた人物で、1970年代に少年選手への性的暴行を行っていたことが明らかになっている。

それを隠蔽する工作を行っていたチェルシーは、それらの事件について被害者に深く謝罪し、この後は慰謝料の問題だけとなっていた。

ところが今回、さらに4名の元選手が、かつてチェルシーの下部組織で審判員として雇われていたアラン・マクグラス氏に性的暴行を受けたと訴えているとのことだ。

4名のうち2名がチェルシーユース時代の被害を訴えている。他の2名のうち、匿名の一人はアシュフォード・ジュニアーズFC時代、名前を明かしているスティーヴ・ハーン氏はステインズ・ユナイテッド時代にマクグラスから暴行されたと証言する。

なお、チェルシーはこれら個々の事件についてはコメントしなかったとのことだが、警察はこれらの件について既に捜査を進めているという。

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