20日、アルメニアサッカー協会は「ウズベキスタンとの親善試合をキャンセルすることに合意した」と公式発表した。

旧ソビエト連邦のアルメニア共和国はヘンリフ・ムヒタリャンの故郷としても知られ、近年欧州サッカー界でもよく名前が聞かれるようになっている。

ワールドカップ欧州予選のグループEでは1勝3敗の5位に沈んでおり、やや本大会出場までのハードルは高くなっている。

国内リーグは3月までウインターブレイクで中断されており、その時間を利用して2月12日にウズベキスタンとの親善試合を行う予定になっていた。

しかし、その会場として選択されていたトルコではこのところテロ事件が頻発しており、治安の悪化が表面化している。

欧州のクラブが多く訪れている有名キャンプ地のアンタルヤでも、昨年末にはロケット弾による攻撃があるなど、不安定さが増している。

セキュリティ面での不安を考え、アルメニアとウズベキスタンは親善試合のキャンセルについて話し合い、最終的に中止することを決定したという。

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