20日に正式就任となったドナルド・トランプ米国大統領。

就任からまだ一週間ほどだが、日本も含まれているTPPの永久離脱表明やシリアを含む中東などからの移民・難民の受け入れ禁止と、選挙中に掲げた公約を次々と実行に移そうとしている。

25日には、不法入国が後を絶たないメキシコとの国境沿いに「壁」を作ることを命じる大統領令に署名したが、これに反撃したのがメキシコサッカー界の“超”大物選手だった。

ラファエル・マルケスだ!

メキシコ代表として2002年から4大会連続でワールドカップに出場しているマルケスは、同国が輩出した最も国際的な選手の一人。昨年夏に開催されたコパ・アメリカのウルグアイ戦で決勝ゴールを決めるなど、37歳となった今も現役バリバリでプレーしている。

そんな彼といえば、ロナウジーニョや若き日のメッシらとバルセロナでプレーしたことでもお馴染みだろう。

今回そのバルセロナ時代に決めたフリーキックの映像とともに

「自分自身を信じていれば、どんな“壁”も僕らを止めることはできないさ」

と、名前こそ伏せたがトランプ大統領に異を唱えたのだった。

政治的な論争のある問題なので、それぞれの意見があることだろう。しかし、マルケスの言葉が現在のメキシコ国民の想いを代弁するものであることは確かだ。