昨季のプレミアリーグで驚きの優勝を遂げたレスター。

UEFAチャンピオンズリーグにも参戦することになった今季は大幅な戦力補強を行った結果、岡崎慎司ら優勝メンバーの序列にも変化が出た。

出場機会が激減した選手のひとりが、アルゼンチン人FWレオナルド・ウジョアだ。2014–15シーズンにはチームトップの得点を叩き出した彼だが、今季のリーグ戦先発はわずか1試合。

そのため退団が濃厚ともいわれている。そんななか、話題になっているツイートがある。

「レスターファンたちにはリスペクトしかない。(だが)ラニエリには裏切られ、クラブには失望させられた。彼らのためにはもう二度とプレーしないだろう」というもので、発信者はJose Leonardo Ulloaとなっている。

このアカウントには認証マークがないのだが、このツイートをもとに『BBC』でもニュースが伝えられている。

それによれば、サンダーランドから彼に対するオファーがあったものの、ラニエリ監督が放出を拒んだという。ウジョアは『Sky Sports』のインタビューでこう述べていたそうだ。

レオナルド・ウジョア(レスターFW)

「最近の状況は悲しいよ。ここでは素晴らしい2年間を過ごしていたからね。

でも今の自分の状況は構想外だ。

前に進むための最善策は退団することだと感じている。別のどこかでハッピーになれる。

ここ3か月ほど、監督はこう言っていた。もし4~500万ポンド(5.6~7億円)ほどのオファーがくれば、退団を手助けすると。

自分の理解ではそれ以上のオファーがあったのに、それは考慮されなかった。

今日、彼から残って欲しいと言われた。

もしクラブに残ることになれば、自分の将来やキャリアに影響を及ぼすことになる」

一方、ラニエリの意見はこうだ。

クラウディオ・ラニエリ(レスター監督)

「彼を売りたくない。ターゲットマンとしてはイスラム・スリマニがいるが、もうひとりいて欲しい。

レオにはここにいて欲しい。彼には冷静になって私の考えを理解してくれることを願う。

もちろん彼はハッピーではないが、そのことは理解している。

彼は素晴らしい選手であり、素晴らしい男だ。私は彼を信じている」

なお、かつてレスターの公式Twitterでは、上記アカウントを引用してウジョアの誕生日を祝うメッセージを送ったことがある。

だとすれば、本人のアカウントだと考えられるが…。

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