『Aksam』など各メディアは2日、「日本からオランダ代表FWロビン・ファン・ペルシーにオファーがあった」と報じた。
先日大きな話題になった元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキのJリーグ移籍話は、所属クラブのガラタサライが放出を拒否するということで一応の結末を迎えた。
ヴィッセル神戸が提示していた350万ユーロ(およそ4.2億円)という額は、ガラタサライが要求する700万ユーロ(およそ8.5億円)という数字に及ばず、最終的には合意に至らなかった。
しかし、その後2日になって新しい情報が伝えられた。なんとJリーグのサンフレッチェ広島から、フェネルバフチェのオランダ代表FWロビン・ファン・ペルシーにオファーがあるというのだ。
かつてアーセナルやマンチェスター・ユナイテッドでプレーしたファン・ペルシーは、2015年夏にフェネルバフチェへと移籍し、トルコリーグに活躍の場を移した。
やや調子を落としているという報道もあったが、昨季は16ゴール、今季も前半戦で6ゴールを決めている。
クラブとの契約は2018年夏まで残っているが、今冬は他のクラブへの移籍話が流れていた。その候補はイタリア・セリエAのナポリ、そしてブラジル全国選手権のサンパウロなどであった。
ファン・ペルシーの代理人はドバイでナポリの代表者と会談も行っていたとのことだが、最終的には結論が出ないままマーケットの終了を迎えた。
そして、今回伝えられたのがサンフレッチェ広島という話だ。クラブは650万ユーロ(およそ7.9億円)の移籍金を求めたとのことである。
なお、ブラジルのマーケットは3月31日まで、日本のマーケットは4月1日まで動いている。アメリカ・メジャーリーグサッカーはその後も5月まで続くため、欧州に限らなければクラブを探すことは可能だ。
ただトルコではこの時期、“飛ばし”と言えるような話題は珍しくない。確かに広島はウタカの去就が定まっていない状況にあるが、既に工藤壮人を補強しており、ACLにも出場しない。何より彼らの資金力を考えると、650万ユーロはあまりにも高額である。その情報の真偽やいかに。