1日、清武弘嗣がセビージャを退団し、セレッソ大阪へ復帰することが発表された。

ドイツで4シーズン実績を積み、昨夏セビージャという欧州屈指の強豪を新天地に選んだ清武だが、その冒険はよもや半年で旅路を終えることになった。

柴崎岳が先日テネリフェと半年契約を結んだように短期がイコールで失敗を意味するものではないが、それは例外中の例外であろう。

今回は過去、欧州主要国の1部リーグに挑戦した日本人のなかで、契約から僅かな期間で退団した選手をランキング形式でご紹介しよう。

※完全移籍のみ、レンタル移籍は除く

10. 中村俊輔(251日)

所属:エスパニョール(スペイン)
在籍期間:2009年6月22日~2010年2月28日
成績:13試合0得点

セルティックでの伝説的な4シーズンを経て、夢の舞台でもあったスペインを新天地に選んだ中村。しかし、新たな環境に馴染むのに31歳という年齢はやや遅すぎたのかもしれない。出だしこそ悪くなかったものの、波長の合うデ・ラ・ペーニャの負傷でポチェッティーノ監督がより堅実な戦いにシフトしたことも祟った。

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