『Nature』は1日、物理学者がサッカーのピッチサイズの巨大な量子コンピューターを提案したことを発表した。

記事によると、サッカーのピッチサイズの量子コンピューターがあれば、膨大な数の因数分解など、現在解決できない重大な問題を解くことができるという。

英サセックス大の量子物理学者ヴィンフリード・ヘンジンガーは「とても大きく、とても高価になります」という通り、お値段は1億ポンド以上(およそ140億8400万円)になるという。

それでもメリーランド大学の物理学者クリストファー・モンローは「この提案は信じられないほど困難であるが、量子を研究するコミュニティーが真剣に考えることを望みます」と同意を示している。

量子コンピューターとは従来のコンピューターが0か1かなのに対して、量子ビットにより1キュービットにつき0と1の値を任意の割合で重ね合わせることができる。そのために計算のためのマシンとして従来のコンピューターに接続して使用する。

日本ではスーパーコンピューター「京」が運用されているが、1120億円の構築費がかかり、864個のラック(1500平方メートル)だという。

さて、ここで疑問が浮かぶのが「サッカーのスタジアムのピッチサイズはいかほどなのか」という問題だ。このことについてはまた次の機会に触れていきたい。

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