本日はバレンタインデーである。日本では独自のチョコレート文化が広まり、男女が甘いひとときを過ごすイベントとなっている。

しかし、その一方でチョコレートがどのように作られているのかということについてはあまり知られていない。

遠い国で栽培されたカカオからどうやってチョコレートが生まれるのか?それを勉強しながら、それに関わる選手たちを紹介していこう。

カカウ

何と言ってもチョコレートを作るのに必要なのは原料となる豆である。収穫されたカカオはパルプとバナナの皮に包まれて発酵、乾燥された後に工場へと運ばれていく。

鉄粉や埃、小石などを除去された後選別され、皮と胚芽を取り除かれる。さらに焙煎を経たあと、粉砕されることになる。

かつてセレッソ大阪でもプレーしたカカウ。ドイツに渡る前、ブラジルではまったく無名だったという遅咲きだ。まさに精製される前の「豆」のような存在だった。

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