宮市亮のザンクトパウリと山田大記のカールスルーエはともに3部降格の危機に瀕している。2部リーグ第22節で、その両チームの直接対決が行われた。

ザンクトパウリのミラントア・シュタディオンでの一戦は思わぬ展開となった。

前半12分に先制したザンクトパウリが、後半になるとFWアッジーズ・ブーハドゥーズの3得点を含めてゴールラッシュ!なんと5-0で圧勝する結果となったのだ。

この結果、ザンクトパウリは15位に浮上。ここ4試合を3勝1分と調子を上げており、実に7節以来となる降格圏からの脱出となった。

一方、ここ12試合でわずか1勝のカールスルーエは17位へと降下。今季2度目となる降格圏落ちとなってしまった。

ザンクトパウリのエヴァルド・リーネン監督は「勝ち点3にスーパーハッピーだ」としつつ、降格圏からの脱出はまだ一瞬のことだとも述べていたようだ。一方のミルコ・スロムカ監督は「計画していたことを実行できなかった」と大敗にうなだれていたそう。

なお、山田は先発から53分までプレー。宮市はベンチ入りしなかった。

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