DF:サミ・ヒューピア(現在43歳)

ステファヌ・アンショズとのコンビでプレミア随一の守備網を築いたヒューピア。2004-05シーズンのCLではユヴェントスとの準々決勝で値千金の先制ゴールをもぎ取った。2011年にレヴァークーゼンで現役を引退し、その後は指導者に転身。レヴァークーゼンで監督も務めたが結果は出なかった。

DF:ジミ・トラオレ(現在37歳)

ミランとの決勝戦では、開始直後にファウルを犯しパオロ・マルディーニに「CL決勝史上最速ゴール」を献上してしまったトラオレ。優勝した翌シーズンをもってリヴァプールを去り、イングランドやフランスでプレー。最終的には2014年にMLSのシアトル・サウンダースでユニフォームを脱いだ。

MF:シャビ・アロンソ(現在35歳)

いわずと知れたパスマスター。2004-05シーズンはフランク・ランパードとの接触で右足首を骨折しながらも、CLの準々決勝2ndレグで復帰した。ミランとの決勝戦では2-3の状況でPKを成功させ、ゲームを振り出しに戻すゴールをあげた。2013-14シーズンにはレアル・マドリーでもCLを制覇している(決勝戦は出場停止)。

MF:スティーヴン・ジェラード(現在36歳)

オリンピアコス戦のスーパーミドルに始まり、ミランとの決勝戦では反撃の狼煙となるヘディングシュートを突き刺すなどこの年のCLでとにかく活躍したジェラード。UEFAのレナート・ヨハンソン会長からビッグイヤーを手渡されると、まるで少年のように無邪気に喜んだ。昨シーズンをもってLAギャラクシーで現役を引退し、今年からはリヴァプールに戻りアカデミーチームのコーチに就任している