現在開催中のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)。

本日、侍ジャパンこと野球日本代表は第2ラウンド最終戦でイスラエルと戦う。

イスラエルは韓国での第1ラウンドで計21得点を叩き出すなど3戦全勝。予選ではイギリスを下して初のWBC出場を勝ち取った彼らは、野球界でも存在感を強めている。

サッカー界でいうと、これまでヨッシ・ベナユンやタル・ベン・ハイムらを輩出してきたイスラエルで期待されていた選手がいる。

2008年、イスラエル代表史上最年少となる16歳と350日で代表デビューしたガイ・アスリンだ。

イスラエルのネタニヤ出身のアスリンだが、12歳でバルセロナのカンテラ入り。神童として期待される存在だった。だが、最近話題を聞く機会は減った。

いま彼はどこでプレーしているのだろうか、調べてみた。

彼のここまでの所属歴はこうだ(ローン移籍は割愛)。

~2010年 バルセロナ

2010年~ マンチェスター・シティ

2012年~ ラシン・サンタンデール

2013年~ グラナダ

2014年~ マジョルカ

2015夏~ 無所属

2016年1月~ ハポエル・テル・アヴィヴ

2016年夏~ サバデル

スペイン、イングランド、イスラエルと渡り歩き、今夏再びスペインに戻って来ていた。25歳になった彼が現在所属しているのは、スペイン3部のサバデルだ。まさか3部にいたとは…。

現在20チーム中12位のサバデルにおいて、アスリンは17試合(先発13)に出場し2ゴールを記録。一発レッドを貰うこともこともあったが存在感は見せているようだ。

25歳にして9つ目のクラブでプレーしている彼は、バルサを去ったのは最悪の決断だったと述べている。そして、今回サバデルを選んだのは、慣れ親しんだスペインに戻りたかったことや、昇格を目指すチームのプロジェクトに賛同したことなどが理由のようだ。

彼がイスラエル代表戦に出場したのは一度きり。もう一花咲かせ、再び袖を通す日はやって来るだろうか。

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