3月に行われるワールドカップ予選に向け、25名の日本代表メンバーを発表したヴァヒド・ハリルホジッチ監督。

会見は日本サッカー協会のYoutube公式チャンネルで生中継された。

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今回は、その代表メンバー発表会見の全文をお届け。あまりの長文になるため、前編と後編の二度に分けてお伝えする。

※できる限り口語のまま掲載。あえてカタカナで表記しているのは、ハリルホジッチ監督が話した日本語

ヴァヒド・ハリルホジッチ(日本代表監督)

「コニチハ。西野さんありがとうございます。

西野技術委員長が言いましたように、我々はワールドカップに向かう最終直線に入りました。

非常に困難な、難しい道のりですけど、それは我々にとってだけムズカシイ直線ではなく、相手チームにとってもムズカシイ試合です。非常に重要なゲームが待ってます。ワールドカップに進む、同じような可能性を秘めているチームが4つあります。

非常に困難な最終予選の立ち上がりでしたが、今いいところにつけています。

まず我々が今やらなければいけないことは、このアウェイゲームで勝利を持ち帰ることです。そこで成功することです。

我々も困難を抱えていますが、他のチームも抱えているはずです。そういう意味で私はポジティブに捉えています。勝利に向けて今準備を進めています。

この2連戦、特に1試合目は簡単ではない、楽ではないゲームになると思います。

そして次のUAE戦は、アブダビではなくアル・アインに会場が変わっています。少し小さめのスタジアムで、独特の雰囲気の中で大きなプレッシャーを感じながらプレーする試合になります。

ここ1ヵ月半、私はこの試合に向けての準備を進めてきています。ヨーロッパにいた時もそうでした。

欧州にいるほぼ全ての選手に会って話をしてきました。ワールドカップに向かうためのゲームというのは3日、4日で準備ができないものですから、そうしてきました。

そしてワールドカップの数年前から準備をしなければいけないということで、選手の個々に要求をしてきています。代表のことを考えてほしいということ、このゲームに向けて準備をすることを。大胆に、決断力を持って挑むことを要求しています。

このように、全ての試合に向かって勝利を目指していかなければいけないということです。