『Sky Italia』は25日、「イタリア代表MFダニエレ・デ・ロッシは、ローマと新たに2年契約を結ぶ予定だ」と報じた。

ローマの下部組織からトップチームに昇格し、その後15年間所属し続けてきたデ・ロッシ。世界でも珍しいワン・クラブ・マンとなっている。

だが、彼の契約は今季限りとなっており、その延長に向けた交渉が進んでいなかったことから、アメリカや中国リーグへの移籍が噂される状況にあった。

しかし、今回デ・ロッシの代理人を務めているセルジオ・ベルティ氏がローマとの交渉において重要な一歩を踏み出したとのこと。

デ・ロッシ側は、ローマ側から求められた大幅な給与減に合意し、2019年まで新たな契約を結ぶ方針を固めたようだ。

その給与はこれまでの600万ユーロ(およそ7.2億円)から半分以下となり、年間250万ユーロ(およそ3億円)になるという。

34歳になったデ・ロッシであるが、まだイタリア代表にも選出されており、ローマでも今季24試合に出場するなど重要な存在である。

それにもかかわらず給与がいきなり半額以下になり、さらにそれを受け入れるというのは、まさにローマとの関係の強さを感じさせる。

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