28日に行われた、ワールドカップ2018に向けたアジア最終予選。

グループBでは日本対タイ戦以外に2試合が開催され、この結果第7節を終え勝ち点を16にした日本が1位に立ち、上位3チームと下位3チームの間に“溝”ができた格好だ。

イラクに1-0と勝利したサウジアラビアは、勝ち点を16にまで伸ばしワールドカップ出場圏内をキープ。

この一戦では、試合結果を左右したプレーが前半にあった。

0-0で迎えた33分、サウジアラビアはFWムハンマド・アル・サハラウィが上手く抜け出しファーサイドにシュート。そのままゴールラインを割るかに思われたが…イラクDFアハマド・イブラヒムが必死に戻り懸命にクリア!

ゴールを主張するサウジ選手もいたが、副審のフラッグが振られることはなかった。

静止画で見ると非常に微妙だが、ノーゴールはノーゴール。これはまでに「神クリア」である(ワールドカップのアジア予選ではゴールラインテクノロジーや追加副審が採用されていない)。

試合に勝利したサウジアラビアは、2006年大会以来となる本戦出場を目指す。スタジアムには6万153人が駆け付けた。

試合前のコレオや国歌斉唱、また試合終了直後の興奮はなかなかのもの!

日本は最終節にアウェイでサウジ戦を残しているが、できることならばそれまでに本戦への切符を手にしていたいところだ。

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