「Jリーグ最強ボランチ」とも評されるブラジル人MFレオ・シルバ。

チャンピオンチームである鹿島に加入した今季も傑出したパフォーマンスを続けており、その存在感は流石の一言だ。今季の鹿島を見て、柴崎岳の不在を主張する人は誰もいない。

そんなレオ・シルバといえば、いつも笑ってプレーする姿が印象的だ。

ボランチという激しいデュエルを求められるポジションでありながらレオシルバは常に飄々としており、試合中に笑顔を見せることも少なくない。

レオ・シルバはなぜいつもにこやかなのだろうか。鹿島が行ったインタビュー企画の中で、以下のようにコメントした。

―いつも笑顔が絶えませんが?

レオ・シルバ「ブラジルの友達にも『緊迫する試合中にあれは良くない』と言われますが、自然体でいる中で笑顔が出ていて決して真剣にやっていない訳ではありません。

自分は幸せな人だと思っています。プロになれたし、日本に来ることもできました。新潟、そして今度はアントラーズに加入しました。

自分の目標としている夢を実現できていますし、また素晴らしい家族がいて、子供たちにも恵まれ素晴らしい奥さんがいて、こんなに幸せなことはないと思います。

だから自然に笑顔が出ます。スタジアムに足を運んでくれるサポーターの中には遠くから来てくれる人もいます。

当然、試合に勝つことによって笑顔を与えることができるんですけれど、出来ない時もあるかもしれませんが、一瞬でも喜びを感じてもらえればと思います」