『Globoesporte』は30日、「グレミオの法律顧問ネストル・アインは、バルセロナの違法行為を追求しようとしている」と報じた。

問題になっているのは、グレミオのアカデミーに所属している10歳の天才ヤングスター「マヌ」ことエマヌエル・フェヘイラだ。


彼は1月下旬、南米担当スカウトのアンドレ・カリーや元ブラジル代表選手のマジーニョによる仲介でバルセロナに練習参加。スアレスらとの写真もSNSに投稿されている。

そして3月7日、グレミオの練習が始まるとマヌは欠席していた。父親に問い合わせると、「バルセロナに移籍した。家族も住所を移した」と通告されたという。

しかしながら、18歳以下の選手がサッカーでの理由によって国外へ移籍するのはFIFAのルールで原則的に禁止されている。

バルセロナはかつてその違反によって長期の補強禁止処分を受けたこともあり、世界的にも有名なルールの一つだ。

『AS』などによれば、これを受けてグレミオはネストル・アイン氏、弁護士であるフェリペ・ラソウスキー氏らと共に調査をスタート。その結果が出次第、FIFAに訴えるかどうかを判断するとのこと。

なお、バルセロナはこの少年については「契約していない」と発表しているが、実質的にはどうなのか?今後の調査の結果が期待される。

【厳選Qoly】U-23日本代表、奮起が求められる3名!パリ五輪出場には活躍が不可欠

日本人がケチャドバ!海外日本人選手の最新ゴールはこちら