先週末、アウェイでベガルタ仙台に0-1と勝利した川崎フロンターレ。

36歳の司令塔、中村憲剛が後半に見せたプレーが実にエレガントだった。

ペナルティエリアの少し手前で、エドゥアルド・ネットからパスを受けた中村。

少し足もとに入りすぎ、三田啓貴が寄せてきたためボールを失うかに思われたが、少々無理な体勢からアウトサイドでパス!これが小林悠に通り左足でゴールを狙うもGK関憲太郎に防がれ、再び中村が詰めるもゴールにはならなかった。

左前に長谷川竜也がいたためそっちに出しても良かったのだが、まるでジネディーヌ・ジダンを思わせるパスでチャンスを演出して見せた。

仙台DF石川直樹は、「川崎フロンターレが試合でやってくることは一緒で、ショートパスをつなぎながらいろいろな選手が動く、というのはある程度予想はしていたのですが、その中でやはり、中村憲剛選手がなかなか、誰が付くのかという部分で、マークに付くことができず、相手の前線の選手に有利にやらせてしまったのかなというのが、前半はあった」と振り返っている。

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