『Le Parisien』は3日、「パリ・サンジェルマンのMFブレーズ・マテュイディは、今夏チームを離れる可能性が高くなった」と報じた。

昨季まではパリ・サンジェルマンで中盤のダイナモとして大活躍し、世界でも屈指のボランチとして評価されたマテュイディ。

しかし、今季ウナイ・エメリ監督が就任したチームではその立場がかなり危ういものになってしまっている。

アドリアン・ラビオの重用やパストーレの復調などでベンチに座る機会が多くなり、代表でもエンゴロ・カンテらに押されて絶対的な存在ではなくなった。

さらに、パリ・サンジェルマンとの間には契約の面で問題があるようだ。

マテュイディの契約は2018年夏まで。パリ・サンジェルマンの会長ナースル・アル・ハライフィ氏は8月に延長を約束していた。

しかし提示されていた給与はマテュイディの希望に届かない月額80万ユーロ(およそ0.9億円)であったという。

パリ・サンジェルマン側は新しい提示を行うことを約束したものの、それから5ヶ月が経った今でも果たされていない。

マテュイディはそのため今夏でチームを離れることを検討しているとのことだ。

なお、昨夏彼はユヴェントスへの移籍が間近だったと言われており、他にもイングランドの複数クラブが関心を寄せているという。

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