『Il Sole 24 Ore』など各メディアは、「ファビオ・カペッロ氏は、ラジオ番組で古巣ミランは理解不能だと話した」と報じた。

昨年中国系コンソーシアムのシノ・ユーロップに株式を売却することを決めたミラン。しかしその後取引は遅れに遅れ、正式な契約は今月ようやく行われる予定になっている。

しかし既にシノ・ユーロップは解散しており、新しく設立されたロッソネーリ・スポーツ・インヴェストメント・ルクセンブルクもまだ何らかの保証があるコンソーシアムではない。今はアメリカ資本が入って経済的には豊かになったと言われているが…。

本当に買収が行われるのか?と疑われているミランについて、カペッロ監督は『Radio Anch'io Sport』で以下のように話したという。

ファビオ・カペッロ

「インテルは素晴らしい未来を持っているよ。蘇寧グループは大きな会社であり、重要な株主であることを示している。

しかし、ミランについては何も理解できないよ。

あのクラブは常にチャンピオンズリーグでプレーすべき存在だ。こんなポジションにとどまっていてはいけない。

だが、もっと野心的なクラブになるためには、長くて厳しい道のりが待っているだろう」

(ミスを犯したジャンルイージ・ドンナルンマについて) 「彼を批判することは出来ないよ。ドレッシングルームに私がいれば、すぐに抱きしめていたよ。彼が見せた奇跡を考えれば、ミランは彼に感謝しなければならない立場だ。

誰もがミスは犯すものだ。私は個々の選手を批判したことはない。それは私の哲学にはない」

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