バイエルン・ミュンヘンはレアル・マドリーとのUEFAチャンピオンズリーグ準々決勝2ndレグのために、スペイン入りした。

ホームでの1stレグを1-2で落としたバイエルン。この試合で退場になったハビ・マルティネスが出場停止なうえ、マッツ・フメルスとジェローム・ボアテングの両CBも怪我のため先発できるのか不透明だ。

マドリー同様にCB陣に不安を抱えることになったバイエルンで、いまにわかに注目を集めている選手がいる。

その名は、ニコラス・フェルトハーン。上記写真でフメルスの後ろにいるGKトム・シュターケの隣に座っているのが彼だ。実はバイエルンのトップチームではなく、リザーブチームに所属している選手なのだ。

しかも、なんと1986年生まれの30歳。189cmと長身でCBとボランチをこなせるものの、これまでは下部リーグでのプレーばかりでトップリーグでの出場は皆無だ。

そんなフェルトハーンは2015年にバイエルンⅡへ移籍。プレシーズンのインターナショナル・チャンピオンズ・カップではトップチームでプレーしたが、まだ公式戦出場はない。

普段はアマチュアでプレーしている無名選手が、CLレアル戦に帯同することになったため話題になっているのだ(すでに先週末のレヴァークーゼン戦でベンチ入りしていたが)。

また、『sport1.de』などによれば、彼はミュンヘンで法律を学んでいるそうで、現地メディアでもしきりに、「Student」という表現を用いていた。

「リストに入ったことは非常に誇らしい」と語ったというフェルトハーン。実は昨年8月のインターナショナル・チャンピオンズ・カップでレアルとは対戦済み。果たして再戦はありえるのだろうか…。

【厳選Qoly】U-23日本代表、U23アジアカップに招集できなかった「海外日本人」の逸材たち12名

日本人がケチャドバ!海外日本人選手の最新ゴールはこちら