ここまでのJ1でわずか2敗ながら、取りこぼしが目立つ川崎フロンターレ。

第6節から第9節まで4試合連続で未勝利が続き9位につけていたが、先週末のアルビレックス新潟戦に3-0と勝利し、およそ1ヶ月ぶりとなる白星を掴んだ。

そんなこのゲームで全得点に絡んだのが、新加入のMF阿部浩之だ。

40分と50分にそれぞれゴールを演出すると、75分にはダメ押しとなるゴールをあげた。その圧巻のプレーをチェック!

40分:1点目(アシスト)

50分:2点目(アシスト)

75分:3点目(ゴール)

新潟のわずかなスペースを突きスルーパスから先制点をお膳立て。そして、とりわけ素晴らしかったのは2点目のアシストだ。

長谷川竜也からのパスをダイレクトではたくと、いわゆる“3人目の動き”で走り出していた小林悠にピンポイントのパスを通してみせた。阿部の柔軟さや繊細のタッチ、また川崎の連携面の良さが感じられるシーンである。

75分にも巧みなシュートで試合を決定付けるゴールを奪った阿部。全3ゴールに絡むという大車輪の活躍に、思わず試合後「出来過ぎですね(笑)」と述べた。

また、小林とのコンビネーションについては「悠くんのことは、日頃からすごく動き出しなどを見るようにしているので、そういうところで非常に良い動きをしてくれたので、そこは合わすだけというか、悠くんの特長を殺さないようにだけ出そうかなと思ってやっていました」とコメント。

日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督はこの日ガンバ大阪対清水エスパルス戦を視察していたが、初招集にも期待したいところである。

【厳選Qoly】戦術完成度はNo.1!スキッベ体制3年目、充実のサンフレッチェ広島が「相手の予測を上回る」理由。

日本人がケチャドバ!海外日本人選手の最新ゴールはこちら