現在全世界的に話題になっているコンピューターウイルス。ランサムウェアと呼ばれる身代金要求型の感染が広がっていることは有名だ。

しかしその一方でTwitterにおいてもウイルスの感染が流行っている。アカウントのパスワードを乗っ取り、危険なビジネスを薦めるサイトに誘導するものだ。

しばしば有名人のアカウントも被害に遭っており、サッカー選手ももちろん例外ではない。現役Jリーガー、元Jリーガー、海外に所属するプレーヤーなどなど、感染者は後を絶たない。

そこで感染時における対処の方法をご紹介しておきたいと、この記事を作成することにした。

多くは語らないが、長い間Qolyも乗っ取りには苦しめられた時期もあり、その辛さは身をもって体験しているので、何らかの助けになれれば幸いである。

まず、感染方法は、何かしらのリンクを踏んだことにより有害なアプリとの連携してしまったケースがほとんどだ。つまり、「リンクを踏まない」、「アプリとの連携をしない」ことで感染は未然に防げるだが、ウイルスは巧妙だ。あの手この手で感染の隙をうかがっている。そのため、知らず知らずのうちに感染してしまっている人がほとんとだろう。

さて、ウイルスに感染した場合、どうなるのだろうか。

影響を及ぼしているアプリの種類によって、その症状はまちまちだが、ほとんど共通するのが「自動ツイート」だ。自分の本意ではないツイートが勝手に行われてしまい、ウイルス拡大の一手を知らず知らずのうちに担ってしまうというわけだ

(以下、代表的な症例)

そして、そのウイルスたちは厄介ことに、それらツイートが自分のアカウントからは見えないケースが多い。感染していることにしばらく気付ず、フォロワーからのリプライなどで感染していることを教えられ、初めて気付くアカウントが多いのもこのためだ。自分の知らないところで有害なツイートを撒き散らす…想像するだけでも怖いだろう。

では、感染した場合はどのように対処すればよいのだろうか。

意外と対処方法は簡単なので、万が一に備えて、以下に記しておく。

①(スマホからの場合は)のページへアクセス
※アプリからでは設定ができないので要注意
②ユーザー情報(アカウント名もしくは登録した電話番号)とパスワードを入力してログイン
③自分のプロフィール画像をタップ
④設定とプライバシーをタップ
⑤アプリケーションをタップ
⑥身に覚えのないアプリケーションを探し、「アクセス権を取り消す」をタップして終了

なお、これでも症状が改善されない場合は、アクセス権を取り消したアプリケーションが間違っているため。その場合は、改めて怪しそうなアプリケーションを見つけ、同様の作業を繰り返すことになる。

ちなみに、上記で取上げた症状であれば、以下のアプリケーションのアクセス権を取り消すことによって治るが、害を及ぼすアプリケーションは他にも無数にあるため、怪しいアプリケーションを探す"センス”はある程度求められるかもしれない。

現在生活には欠かせないものとなっているSNS。従ってそれを悪用しようとする人々も絶えずに現れている状況だ。

そして、忘れてはいけないのは、ウイルスに感染した場合は他の人にも被害を広げる可能性があるということ。

サッカー選手など有名人はもちろんのこと、影響力の強いアカウントを持っているユーザーは特に管理を慎重に行う必要があるだろう。

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