1997-98 ユヴェントス vs レアル・マドリー スコア:0-1

ロベカルのシュートのこぼれ球に鋭く反応したミヤトヴィッチがこの試合唯一のゴールを叩きこみ、レアルは32年ぶりにビッグイヤーをその手に収めた。

ミヤトヴィッチの一撃は、マドリディスタの間ではいまだに伝説のゴールとして語り継がれている。

レアル・マドリーのキットメーカーはKELME。この組み合わせは今では想像できないが、レアルの90年代というとKELMEのユニフォームが印象に残っている。

スポンサーの『TEKA』はドイツのキッチン機器メーカー。1992年から2001年までの10年間という長期のスポンサーで、90年代のレアルといえばこのロゴだった。襟や袖のさり気ない紫の差し色がアクセントになっている。

ユヴェントスのキットメーカーはKappa。スポンサーはSONY(Mini Disc)。左胸にスクデットワッペンが付いたため、チームクレストは左袖に配置されていた。またこのユニフォームの背面は、アーチ型のナンバースペースとネームプリントが独創的でユニークだった。

写真の選手は若き日のアレッシオ・タッキナルディ氏。試合後の一場面だろうか、かなり機嫌が悪そう。

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