世界各地で行われているワールドカップ予選。

欧州では驚きの結果となった試合があった。グループBで、アンドラがハンガリーを1-0で撃破したのだ。

FIFAランキング186位のアンドラ。今年3月に12年ぶりにワールドカップ予選で勝点を手にしていて話題になったが、今度は2004年以来となる白星を掴み取った。実に66試合、4,622日ぶりのことだったそう。

ホームで戦ったアンドラだが、ポゼッションではハンガリーが70%と圧倒。さらに凄かったのがパスのスタッツだ。

ハンガリーが387本中339本を成功(88%)させていたのに対し、アンドラはなんと98本中44本しか成功させていなかった。成功率も45%だったのだ。

90分間でたった44本のパスだけしか通せずに勝ってしまうとは驚き!とはいえ、これもサッカーなのだろう。

試合後、ハンガリーのベルント・シュトルク監督は「とてつもない責任がある。許されることではない。このような試合の後では、ファンに謝るほかない」とうなだれていた。

この日の結果、アンドラはラトビアを抜いてグループ5位に浮上。一方のハンガリーはスイス、ポルトガルに次ぐ3位につけているが、上位との勝点はかなり離れている。

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