世界各地で行われているワールドカップ予選。北中米カリブ海予選では、メキシコ対アメリカの宿敵バトルが控えている。

エスタディオ・アステカで行われる一戦を前に、『Los Angeles Times』が特集を組んでいた。

ドナルド・トランプ大統領の「壁」発言により、敵愾心が高まっているとされる両国。この試合はメキシコの人々にとって、単なる試合以上の意味を持つようだ。同紙では、メキシコ人たちは試合に釘付けになるだろうし、この決戦は特別なものになるであろうとしている。

なかには敵意をむき出しにするメキシコファンも少なくないようだ。「トランプ大統領は我々を攻撃した。壁で我々を脅している。もしメキシコがアメリカを負かしたなら、メキシコ人はこれまでにないお祝いをするだろう」と語るサポーターもいるという。

代理戦争とも言うべき雰囲気が漂う一戦だが、『ESPN』によれば、メキシコは主力であるラファエル・マルケス、アンドレス・グアルダード、ミゲル・ラユンが欠場する可能性があるという。

注目の対決は、日本時間12日(月曜)午前9時30分にキックオフされる予定だ。

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