先日行われた2018年ワールドカップ・アジア最終予選、韓国はカタール相手にまさかの敗戦を喫した。

そのなかで、物議を醸したのが、このシーンだ。

後半6分、チーム2点目となるゴールを決めたカタール代表FWアクラム・アフィーフ。その直後、腕を吊るようなポーズを見せていたのだ。

前半に韓国代表FWソン・フンミンが腕を負傷し途中交代になるアクシデントがあった。アフィーフのセレブレーションは、その後骨折が判明するソンを嘲笑したものではないかと韓国で物議を醸している。

ただ、本当の理由はどうやら別にあったようだ。

『朝鮮日報』によると、「シリア内戦に参戦して負傷したカタールの兵士に向けたセレモニー」と現地カタールでは伝えられているという。泥沼化しているシリア内戦には、カタールも介入している。

また、ソンが骨折したのは右腕であり、アフィーフが吊っていたのは左腕で、右手は敬礼のようなポーズをしていた。

なお、ソンは前腕の橈骨を骨折したようで、全治には4週間ほどかかる見込みだとされている。

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