ロシアで開催されているコンフェデレーションズカップ2017。

すでに各組のグループステージ第1節が終了し、21日(水)からは第2節に入ろうとしている。今回は『NHK』のBS1で全試合生中継されることから、日本でもまずまず関心が高いようだ。

さて、そんな今大会は四つの都市が開催地になっており、メイン会場となっているのはサンクトペテルブルクにあるクレストフスキー・スタジアム(ゼニト・アレーナ)だ。

このスタジアムはゼニトの新スタジアムで、つい先日に完成したばかり。キャパシティは6万8000人と大型で、来年行われるワールドカップの会場の中でも二番目に大きなスタジアムだ。

今回のコンフェデレーションズカップでも開幕戦と決勝戦の会場に選ばれるなどメイン会場と言っていいのだが、その設計を担当したのは日本の有名な建築家である故・黒川紀章である。

国内外で多くの設計に携わり、国立新美術館やクアラルンプール国際空港を担当したことで知られる黒川氏。

その近代的なデザインはクレストフスキー・スタジアムにも表れており、まるで宇宙船のような外観である。