情熱の国スペインといえば、サッカーとともに闘牛が盛んなことで知られている。

古来より続く伝統的な風習・競技であるが、闘牛士が生きた牛を刺し、死に至らしめることについて、近年は残酷だとの声が高まっており、先日、人気闘牛士が競技中に命を落としたことから、改めてその問題がクローズアップされているという。

ちなみに同国では闘牛士のことを“マタドール”といい、スペイン語圏のサッカー界では、最後の一刺しをするという意味で、しばしば天性のゴールゲッターにこの愛称が授けられる。

そこで今回は、獲物を逃さず息の根を止める、そんな容赦なき“マタドール”の愛称を持つサッカー選手をご紹介しよう。

エディンソン・カバーニ

カバーニは、要求されればどんな雑用でもこなす八面六臂の選手であり、必殺仕事人のような印象は薄い。しかし、本人は「僕はペナルティーエリア内でのフィニッシュが持ち味の“マタドール”だよ」と、あくまで点取り屋であることを強調している。

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