先日発表された2017年7月付けのFIFAランキング。

6月に行われた代表戦を受けての順位ということでいくつか順位変動があったのだが、最も大きな驚きだったのはスイス代表のTOP5入りだろう。

ヨーロッパでは中堅国という位置付けにあるスイス。

1970年代から1990年代にかけては低迷していたが、近年ではジェルダン・シャキリやグラニット・ジャカといったワールドクラスのタレントを輩出しており、ワールドカップやEUROでもグループステージ突破が当たり前になってきている。

そんなスイスは現在行われているワールドカップ予選のグループBで6戦6勝と絶好調であり、その開幕節では欧州王者になったばかりのポルトガルも下していた。

6月の代表ウィークでもベラルーシ、フェロー諸島相手にそれぞれ勝利。スイスが公式戦で最後に敗れたのは昨年5月28日に行われたベルギーとの国際親善試合で、以降12試合連続で無敗を継続させているのだ(PK戦負けはカウントせず)。

2017年6月付けのランキングでは9位に付けていたスイスは、今回の2連勝により順位を4つあげ5位にまで浮上。ドイツ、ブラジル、アルゼンチン、ポルトガルに次ぐTOP5入りとなった。なお、スイスの過去の最高順位は1994年にマークした3位。

スイスは2007年9月11日に3大陸トーナメントで日本と対戦しており、この時は3-4で日本が勝利。

当時の日本を率いていたのはイヴィツァ・オシムであり、中村俊輔と巻誠一郎、矢野貴章のゴールでスイスを下している。

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