5日に行われたJ1第13節の未消化分。
AFCチャンピオンズリーグに出場しているチーム同士の一戦、川崎フロンターレ対浦和レッズの試合は4-1でホームの川崎が勝利を収めた。
8月から9月にかけ、ACLの準々決勝でも激突する両チーム。
強豪チーム同士の試合は意外な大差がつき、川崎としては順位を5位にまで上げて後半戦へと折り返すことになった。
そんなこの日の試合は前半戦のラストゲーム、さらにはACLでも対戦する浦和戦ということで川崎の選手としてもモチベーションが高かったはずだが、それ以外にもどうしても白星を手にしたい理由があったようだ。
試合後、中村憲剛がブログの中でこんなエピソードを明かしてくれた。
浦和戦 https://t.co/DQcRG1bYbL
— 中村憲剛 (@kengo19801031) 2017年7月5日
今日はバスドライバーの小泉さんの最後の日でした。
最初にフロンターレ専用のバスが出来た時からの付き合いなのでもう12年ずーーっと共に戦ってくれた戦友です。
勝利を飾れて本当に嬉しかった😊
小泉さん12年に渡る安全運転本当にありがとうございました‼︎
なんでも、12年間にわたってチームバスの専属ドライバーを務めていた小泉さんという方がこの試合をもって退任に。そのラストゲームということで、中村は「勝利を飾れて本当に嬉しかった」と綴っている。
こちらの動画のキャプチャー画像は、浦和戦後のチームの集合写真だ。真ん中に写る男性がおそらく小泉さんである。
12年前というと2005年にあたり、当時のチームを知る選手はもちろん中村憲剛しかいない。中村にとっても、戦友の花道を飾るべくなんとしてもこのゲームを勝利で飾りたかったのだろう。